のんびりやりたい一口馬主ブログ

一口馬主をのんびり楽しむ事を目指している人のブログです。※ブログ内に記載されている一部文章、動画、画像についてはキャロットクラブ様、ワラウカド様、広尾サラブレッド倶楽部様の許可を得て掲載しております

11月の1歳馬

10月から各クラブ1歳馬の更新が始まっています。

11月の更新となると坂路調教を開始しての報告とかも上がってくる馬も出てくるのでどんな近況なのか確認してみたいと思います。

 

キャロットクラブ 11/29更新

スペクトロライト18(父アジアエクスプレス)

馬体重:491kg 
カイバ食い、体調はいい意味で変わらず、11月下旬からは週1日坂路に入れてハロン18秒のキャンターを開始しています。馬体は背が伸びてきており、それに見合った幅が出てくれば尚良く見せるようになってくれるでしょうから、現状では負荷を掛け過ぎないようメリハリをつけて調教メニューを組んでいます。このまま調教負荷に慣らしつつ馬体の成長を促し、体力をつけることで競走馬としてのベース固めを行っていきます。

 

18秒台でマイナスコメントはないようです。 キャロットの他馬では課題点を指摘される1歳馬もいるのでマイナスコメなしは良い方向に考えましょう。

 

 

ワラウカド 11/22更新

ボカイウヴァ18(父モーリス)

現在はウォーキングマシンでの運動の後、鞍をつけてのロンジング、ドライビングを終え、騎乗馴致を行なっております。(今年から新設の屋内馬場での騎乗も行なっております。)
初期の段階ですので1頭ずつ馬場に入れて調教を行なっており、2グループに分けて馴致メニューをこなしております。本日更新する動画で先週までの馴致の様子を紹介しております。(全頭映っておりませんがご了承ください)
単走である程度慣れて来たところで、集団(2-3頭)での騎乗調教を行う予定です。
昨年(現2歳馬)と同等のペースで順調に進んでおり、育成場への移動もほぼ同じくらいを想定しておりますが、場合によっては少し早めに移動するグループもありそうです。

ワラウカドは育成について本格的な部分は育成場に移動してからなので他と比べると遅れている印象になっています。

が、昨今の事情を考えるとそうも言えないので年内の移動も有り得そうなコメントですね。

 

 

広尾サラブレット倶楽部 11/22更新

ゴッドフロアー18(父エピファネイア)

 クローバーファーム在厩。現在は、おもにウォーキングマシン60分、騎乗してのダク20~30分により管理されています。馬体重440kg(11月中旬測定)
「一時は調教を進めていましたが、ここにきて右前の球節周辺に疲れがきたことから、ダク運動までで負荷を軽減。無理のない内容に終始しています。見栄えのする体つきをしているものの、どうやらまだ中身の成長が伴ってきていないようですので、目下はカルシウムなどの化骨促進剤を与えるなどして発達を待ってあげたいと思います」(福島代表)

 

調教を続けるも頓挫で一旦立ち止まり。まぁ疲れや腫れが起きるのは少なからず起こることのようですから。しっかりケアしてもらえれば大丈夫でしょう。

牧場の方も無理せずペースに合わせてくれているようですからね。それに今の時期の頓挫は頓挫と言えるほどのレベルではないでしょう。

 

ラズベリータイム18(父ダンカーク)

 シュウジデイファーム在厩。現在は、おもにBTCのダートトラックにて1800m、坂路にてハロン20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
「素直な仔ですね。飼葉をしっかりと食べてくれるのが、体つきの良さにも表れている感じ。他馬につられてバタバタするようなこともないですし、現在の調教メニューを問題なくこなしてくれていますよ。トレーニングを重ねていく中で、段々と走る気が出てきました」(石川代表)

 

順調に坂路調教を行っています。飼葉をよく食べて気性が落ち着いている牝馬は安心できます。

元々筋肉質な馬体ですが歩き動画では中々の柔らかみを持っていていい感じだと思います。

 

ヴェイパー18(父キングカメハメハ)

 ファンタストクラブ在厩。おもに屋内ダートコースにてハッキングキャンター1600~2000mを消化。加えて、屋根付坂路にてハロン18~20秒ペースのキャンターを開始しています。馬体重428kg(11月中旬測定)
「進んだ組に入って順調に調教メニューを消化中。体力面も追いついてきていますし、ペースを上げていく中での体重増にも好感。馬に落ち着きがあって、場慣れしているような感じもイイですよね。これからの冬場はスピード調教よりも、体を鍛えていくのが最優先。深めのダートでじっくりと乗り込み、さらなる基礎体力の向上を図ります」(米田育成広報)

 

ファンタストクラブ内でも進んだ組で調教を進んでいるようです。

馬体重も順調に増えていっているので、引き続き体を鍛えつつ標準近くまで育ってほしいですね。

 

マルヴァーンスプリング18(父ドゥラメンテ)
 三嶋牧場・西舎共同育成場在厩。現在は、おもにBTCのダートトラックにて軽いキャンター2400m、坂路にてハロン16~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。
「気性的にキツいところを見せても不思議ではない血統ですが、これが意外と冷静。トレーニングを進めていく中にあって心身ともに余裕があるというのは、とても良い方向性ですよね。飼葉喰い、体調、脚元など、どれも問題なくきていますし、捌きに硬さはなく、相変わらず素軽い走りを見せてくれています。順調です」(三瓶担当)

 

なんと既に16秒台をだしています。キャロットの1歳馬でも16秒台はそんなに多くないのでノーザンファームに匹敵する進行具合と言えるのではないでしょうか。

いい意味で余裕もって調教に取り組めているようですし、このまま順調に行ってほしいですね。

 

 

6頭中4頭が坂路調教に入り、マルヴァーンスプリング18が16秒台と一つ抜きん出ています。

他早期デビューを期待しているスペクトロライト18は18秒台。順調に進んでこの2頭が早めにデビューしてくれると期待通りになるのですが…