22日にノーザンファーム空港で出資馬ハリケーンリッジの見学に行ってきました。
天気もよく、絶好の見学日和でした。
空港のA-2厩舎にいました。グランアレグリアを育てた厩舎のようです。
出てきた時の第一印象は「きれいな馬体だなぁ」と思いました。
馬体重は419kg。まだ馬体に余裕はあり、引き締めと今後の成長分を考えるとデビューもこのあたりになるのではないかということでした。
現在ハロン16秒。3ハロンでも46~47秒台。15秒を取り入れるときもあるということで近況で聞いていたより調教が進んでいると感じました。近況ではずっと17秒ペースの報告でしたからね。
飼い葉喰いはこのペースの調教では問題ないようです。
また、近況にあるフォーム改良について訪ねてみました。
前脚頼みで走っていて後脚を使えていないので、後ろも使って走れるように改良をしているとのことでした。ちなみにトビは大きいしスピードもあるとのこと。
雪解けでロンギ場使えるようになってから徹底的に教えているみたいです。
早い時計を出すだけなら出来るがそのままだと奥行きのない馬に育ってしまうし、フォーム修正はトレセン入ってからでは簡単に修正できないからここは時間をかけてでもしっかりするようにしたい考えのようです。
ペースが上がらず不安になっていましたが話を聞いてなるほどと思いました。思い当たる節がありすぎる。
フォーム改良で良くなってきているしこれからフォームがしっかりすれば調教のペースも上がっていくでしょうとのことでした。早い時計を出しながらフォームを教えるのは難しい（訳：無理）って言っていました。
フォームの話ついでに近況にある背腰がパンとする表現についても訪ねてみました。
担当の方も説明するのが難しそうな感じでしたが、芯が入った走りをする感じらしいです。騎乗してると「あ、芯が入ってきたな」って変わる感じがあるらしくそれがパンとした感じ？になるらしい。
馬体とかで変わる点はありますか？って聞いてみたら「馬体に張りが出てくる感じはあるけど…」な感じだったんで少なくとも素人が月一更新の馬体写真を見てわかることはなさそうです。
気性面は幼かったけど成長した。そして走ることに対して凄い前向き。厩舎にいるもう1頭のリアルスティール産駒も前向きらしくそういう産駒傾向なのかもしれません。
その気性面から距離は短いところイメージみたいです。ゆったり走らせることも教えているようなのでマイルまでは持ってほしいですね。
気性面の部分で思ったことがあって、見学の最初から最後まで耳を後ろに向けていることが多かったのが気になりました。と言っても終盤は集中力が切れて手綱をモゴモゴしてましたが駐立や歩き、止まれの指示にはゴネることなく従っていたので気にするほどでもないかもしれません。
見知らぬ人間が現れて不安だったんでしょうか？他の方のハリケーンリッジ見学の時はどうだったか気になりますね。
来場した調教師ともじっくり進めることで話しているみたいでした。なので具体的な移動時期とかはまだないと思いました。
以上が見学まとめになります。
近況で聞くより調教も進んでいるみたいですし、これまでのペース上がらなかった部分も理解することが出来て安心しました。
フォーム改良の件とかも聞くことが出来たので見学出来てよかったです。
そして、命名馬なのでトレセン移動前に絶対に会いに行きたい思っていたのでそれが達成できて嬉しかったです。
見学に対応してくださったノーザンファーム空港の関係者の方々ありがとうございました。トレセンへ送り出す日までハリケーンリッジをよろしくお願いいたします。
